
電子基板では、素子発熱時の熱膨張・収縮による変形の恐れがあります。そのため、電子基板の熱設計時には、素子と基板への熱応力を把握することが重要と考えられます。
今回は、FLOEFDのStructuralモジュールを用いて、素子発熱時の温度分布とミーゼス応力を計算していきます。
CASE
電子基板では、素子発熱時の熱膨張・収縮による変形の恐れがあります。そのため、電子基板の熱設計時には、素子と基板への熱応力を把握することが重要と考えられます。
今回は、FLOEFDのStructuralモジュールを用いて、素子発熱時の温度分布とミーゼス応力を計算していきます。
■ モデル形状と材料
図1にモデルの外観を示します。基板や素子を見やすくするために、ケースは半透明として表示しています。
図5に、固体温度のコンターを示します。
今回の解析事例では、電子基板の熱応力解析を取り上げました。解析結果から、素子発熱時の温度分布とミーゼス応力を可視化しました。電子基板の熱応力は、素子と基板を接着するはんだ部分で大きいことが分かりました。
このように、電子基板の熱設計時には、素子と基板への熱応力を把握し、有効な熱対策を行うことが重要と考えられます。また、Simceter FLOEFDでは、熱流体-構造連成解析の全工程を日頃お使いのCAD画面上で実施することが可能です。
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デフォルト流体 | 空気 |
---|---|
解析タイプ | 外部流れ+定常+線形静解析 |
メッシュ(熱流体) | 270,000 cells |
メッシュ(構造) | 1,590,000 要素 |
使用ソフト | Simcenter FLOEFD |
---|---|
オプション | Structuralモジュール、または、EVモジュール |
計算時間 | 20分 |
CPU | Intel(R) Xeon(R) Platinum 8260 CPU @ 2.40GHz |
株式会社パナソニック システムネットワークス開発研究所 様 導入事例
FLOEFDはスピードと再現精度を両立する開発において最高のソフトです。必要な機能が幅広く揃っており、実測評価結果との相関が取れた解析モデルの構築が可能です。
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