地質調査総合センター 地圏資源環境研究部門
鉱物資源研究グループ 研究員 綱澤有輝氏
粉体工学の可能性を広げ、鉱物資源の安定供給につなげたい」
国立研究開発法人産業技術総合研究所内の鉱物資源研究グループでは、私たちが社会生活を営む上で欠かせない鉱物資源について日々研究・開発している。鉱物資源の効率的な活用のためには粉体シミュレーションが有効だが、ニッチな分野であるため不明点や課題も多い。そこで、東京大学の酒井幹夫准教授監修のもと、構造計画研究所(KKE)が開発した粉体シミュレーションソフトウェア「iGRAF(アイグラフ)」を導入した。実際にiGRAFを使用して感じた強みや使い勝手、成果などについて、鉱物資源研究グループ研究員の綱澤有輝氏に語っていただいた。