【開催報告】第23回SBD利用技術研究会（東日本）

画像：第23回SBD利用技術研究会（東日本）　成果を引き出すCAEの利用技術とは

開催報告

★☆★　今回はドライヤーの解析で討論会　★☆★

今回は若手エンジニアがドライヤー挙動検証のため市販のドライヤー分解から流体解析実施の結果を報告。
この報告内容をテーマに、２つのグループにわかれ、ディスカッションを実施しました。

【グループ１：設計者とCAE＋教育とCAE】
　設計でCAEを使うときのモデル化や注意事項を討議し、
　さらに、新入社員や新任者の育成、社内のCAE活用度向上についても考慮しながらの討議となりました。
　最初に参加者の抱えている課題を共有し、その共通点の中から
　CAEに求められている「結果」を出すためのレポート作成を目的に設定しました。
　CAEの必要性、作業者のモチベーション、周囲の理解や評価、いずれにおいても「結果」が
　求められているものかどうかが肝要だという点から、役立つ「結果」とは何か　については
　言葉を変えて何度も確認しました。

【グループ2：実測とCAE】
　CAEの結果と実測の結果の整合性と妥協点を討議しました。
　CAEと実測の結果をどうしたら合わせられるかという点について、
　双方からのアプローチで歩み寄り、どちらか一方に偏ることなく
　参加者の皆さまの「ものづくりを進めるための技術思考プロセス」を見せていただきました。
　また、CAEも実測も、設計検討のための1手段として対等な扱いがされており、
　CAE普及を日々奮闘する参加者にとって、励みとなるグループワークとなりました。

アジェンダ

開催概要

10:00～10:15	開催概要・テーマ説明
10:15～10:45	参加者自己紹介
10:45～11:15	若手技術者の解析レポート共有
11:15～12:00	グループ分け・グループディスカッション①
12:00～13:00	昼食
13:00～14:00	グループディスカッション②
14:00～14:30	中間発表
14:30～16:30	グループディスカッション③
16:30～17:00	最終報告会・質疑応答
17:00	閉会

開催日	2023年5月9日（火）　10:00－17:00
会場	【東京会場】株式会社構造計画研究所　本所新館（地図はこちら）東京メトロ丸の内線「新中野」1番,2番出口より徒歩約1分
参加費	無料

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