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COLUMN

技術コラム

CAEエンジニアの応援歌

2025年03月05日

【CAEエンジニアの応援歌】vol.1 キックオフ

SBDメルマガファンの皆様、新年 あけましておめでとうございます。

とある産業機器メーカーでCAE専任部隊のマネージャーも務めておりますMt.Fujiです。

年明け最初のめでたいメルマガ配信にあやかり、また25年の長き歴史あるこのSBDメルマガのさらなる繁栄を祈願し、この度、新たな連載コーナーをスタートさせていただくことになりました。

執筆は、かつて実務者だったというメンバーも含め、CAEエンジニアであるユーザーが担当します。

ものづくり企業に身を置く多彩なメンバーが、自らの経験を基に楽しく語り綴ってくれます。

生身の人間が語る実体験ベースのリアリティー溢れる連載は、生成AIには絶対真似できない
愛と感動を与えてくれるはずです。

この連載コーナーのコンセプトは、

CAEがうまく使えないなぁ、

活用が浸透しないなぁ、

って悩んでおられるユーザー仲間へ、きっとみんなこんなことで困ってるんじゃなぃ?

にスポットして解決ヒントを語ろう!

そして、明日のちっちゃな元気と勇気にしてもらおぅ! です!!

テクニカルトーク、社内認知、解析精度やV&V、啓蒙活動の進め方、費用対効果、人的資源や予算の確保、抵抗勢力のなだめ方、などなど連載者が過去悩み倒した激ムズ課題をどう乗り越えてきたか、多種多様なアプローチが盛りだくさんです。

どうですか? ワクワクしてきたでしょ。 お楽しみに!

もちろん、既にガッツリCAEが根付いて次の新たなステージへ進化爆進中の方々へもMBD、ジェネレーティブデザイン、AI技術など最新技術の情報なども折に触れ、語ってくれるメンバーが登場するだろうと思いますので、ご期待ください。

次回、まずトップバッターは、元CAEベンダーの風雲児、今やとある大企業メーカーで全社を股にかけDX推進に邁進し、部署と部署、人と人、そしてあらゆる情報を繋ぐ、通称マッチングアプリ君が登場してくれます。 乞うご期待!

[ 2025/1/16 from Mt.Fuji ]

【CAEエンジニアの応援歌】vol.2 CAE活用の浸透活動 その1

SBDメルマガファンの皆様、こんにちは。

とある化学メーカーでCAE専任部隊のマネージャーを務めてい「た」マッチングアプリです。

私は過去にCAEベンダーに従事し、その後化学メーカーにて生産技術向けCAE専任部隊のマネージャーを務めていました。

その後、材料開発部門向けAI専任部隊のマネージャーを務め、その後に営業・マーケティング部門向けDX推進部隊のマネージャーを務め、現在は生成AIの全社推進リーダーを兼任しています。

さて、前回のMt.Fujiさんから話があった本連載コーナーのコンセプトは、「CAEがうまく使えないなぁ、活用が浸透しないなぁ、って悩んでおられるユーザー仲間へ、きっとみんなこんなことで困ってるんじゃなぃ? にスポットして解決ヒントを語ろう!」ということでした。

今回は、当社での私の活動を振り返りつつ「活用の浸透」にフォーカスを充ててみたいと思います。

当社では機械学習や生成AIの展開と活用が全社的に進みつつありますが、実は設計・開発領域における現場での設計者CAEの展開と活用は遅れています。

3年前に組立・加工の事業部門において、ようやく3DCADと設計者CAEの導入が果たされました。

少しずつ浸透が進み始めており、現在では事業部が独自に専任CAE人材を設けるに至っています。

本コーナー執筆にあたり、なぜ導入が決まり展開と活用が浸透したのか、振り返ってみると一つの活動を思い出しました。

それは社内の有志で立ち上げた「CAE活用推進ワーキングループ」という集まりです。

(次回:CAE活用推進ワーキングループとは?)

[ 2025/2/6 from マッチングアプリ ]

【CAEエンジニアの応援歌】vol.3 CAE活用の浸透活動 その2

社内の有志で立ち上げた「CAE活用推進ワーキングループ」とは?

「自分たちがCAEを活用する」ことに技術者として興味を持ってもらうことを目的とした定期的な集まりです。

現場の若手技術者に自由に参加してもらい、CAEに関する最新技術や社内外の事例を積極的に発信していました。

非常に地道な取り組みですが、CAEに対する社内のファンを獲得しつつ、かつ現場の設計者とCAE専任技術者の橋渡しを行い相互理解も推進する役割も担いました。

並行して、CAEを使いこなすうえで必要な材料力学などの座学講座や、実験と組み合わせたV&Vセミナーも本ワーキングループを利用して開催し、更に深く興味を持ってもらう活動を進めました。

このワーキングループは毎月1回開催で、技術的内容の一方通行な発信がスタートでしたが、現在では、設計側・CAE専任側の相互の悩み事を含めた情報発信の場になってきています。

お互いの悩みを相談する場になり、実験での悩み・統計、品質工学の悩み、製品加工時の悩みなども共有する場にもなっています。

その結果、現場部門が「自分達でもCAEをやってみよう」という気持ちを持つ流れに繋がっています。

…とまぁ非常に泥臭い事を話しましたが、「CAEの現場展開による設計開発の加速」を実現するためには、現場技術者の働き方や、考え方を変えていく必要があります。

そして、それを実現するためには「CAEだけではなく人間を中心とした繰り返しの対話と相互理解」が決め手なのかもしれません。

今思えば、良い経験です。

現在、私は全社のDX推進を進めていますが、上記の経験をもとにして、部署と部署、人と人、そしてあらゆる情報を「酒とデジタル」で繋ぐことを基本の考え方として進めています。

さて次回は、そんな人と人の繋がりの重要性を私に認識させてくれた、CAEベンダー時代から現在に至るまでお世話になっている保健師さんが登場します。

乞うご期待。

[ 2025/2/20 from マッチングアプリ ]

【CAEエンジニアの応援歌】vol.4 三次元ツールが繋ぐ絆

お久しぶりです。SMILEです。

CAEの使い方にも色々とありますが、私にとって、CAEは「そっとヒントをくれる人」で
す。

CAEによってヒントを得たり違う側面からのアウトプットを得たり実験や評価の手法、すなわち、説明の道具=コミュニケーション1つの方法としてCAEがあると感じています。(言葉が通じない所でもCADは便利です。ベトナムでソリッドワークスを操作し、それだけで通じ合えた事もありました)

そんな、CAD/CAM/CAEは私のツールというより、良きパートナーです。

先日、日本で1番?の大学発のベンチャー企業の機械学習の新鋭のエンジニアと話す機会がありました。そんな天才である彼らもCFDは夢のようなソフトと思っており、私は機械学習を夢のようなソフトと思っており、お互い話し合った結果、相手に幻想を抱きすぎであるという結論に至りました。

また、最近、少し弱った若手新入社員の保健室登校での勉強ツールとして、CAD/CAEを教える、なんてこともあり、CAEで結果を出すよりも、若者の手助けができたことは、これは今までの人生の集大成の様にも感じました。

対話が大事である事、そして、他人事ではなく自分事と思って実行すること、これを教えてくれたのが三次元ツールでした。

CAEが出番の時は、設計や製造がトラブルで困っている場合が多く、彼らの話をよく聞き目的が何か、勘違いはないか、目線が違う事で齟齬がないか、など、ずっといろんな人の話を聞いて考えてきたなぁ、と、今振り返ると感じます。

三次元ツールをきっかけに、色々な人との繋がりが生まれ、私の人生を豊かにしてくれたなと感謝しています。

今回の掲載もそんな繋がりの1つで、次にお話いただく方は15年前、私にフレンドパークでパスをくださったSSKさんです。15年ぶりにお返しすることになり、なんだかこれもご縁だなと、少し涙腺が・・・。年ですね。

CAEをこれからされる人、今頑張っている人、このメルマガをふと眺めた方。明日は私とお話しているかもしれません。

マッチングアプリさんからのパスを受け、保健師さんと呼ばれましたが、この様な内容で今回は「保健室便り」を締めたいと思います。

[ 2025/3/6 from SMILE ]

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