はじめに
粘性の高い液体を垂らしたときにとぐろを巻くような挙動はご覧になったことがあるでしょうか。そのような挙動はコイリングと呼ばれ、例としては、はちみつを垂らしたときの動きがよく挙げられます。
この挙動により、容器へ注入するような状況で空気を取り込んだり、高さが出てしまって封をする際に内容物の巻き込みが起きてしまうことがあります。
Particleworks8.0の新機能として実装された新しい粒子法MPFI法では、従来のMPS法では再現が難しかったコイリング現象を再現することが可能となりました!
今回はMPFI法を適用した高粘性流体の充填プロセス事例を紹介いたします。