皆様は接触熱抵抗という言葉はご存知でしょうか。電子機器業界では一般用語かもしれません。
先日熱工学の学会に参加したのですが、接触熱抵抗に関する研究が非常に盛んでした。部品同士の接触状態に応じて、どのように熱抵抗として定式化するか研究されているようです。
そこで、今回のコラムでは接触熱抵抗の概要を説明いたします。
接触熱抵抗とは、2つの物質間の接触面で発生する熱抵抗です。2つの固体(例えばトランジスタと放熱器)の接触面は実際には密着しておらず、微小な凹凸により空気層が存在し、接触面積の割合は現実に100%にはなりません。このため熱の移動が妨げられます。
