解析タイプ:トポロジー最適化、形状最適化
複数の荷重条件下で目標変位を満たし、できる限り軽量なブラケットを設計します。
トポロジー最適化で肉抜きを行った後、形状最適化で更なる軽量化を行います。
CASE
複数の荷重条件下で目標変位を満たし、できる限り軽量なブラケットを設計します。
トポロジー最適化で肉抜きを行った後、形状最適化で更なる軽量化を行います。
■荷重条件
ケース1:左右のホール両方に下向きの力
ケース2:左右のホールに上向きと下向きの力(ねじれ状態)
■設計領域・非設計領域
固定部、荷重入力部(茶色箇所)は非設計領域とし、形状変化はなしとする。
■設計目標
最大変位 0.35㎜ 未満
まずはトポロジー最適化で素性の良いレイアウトを算出します。
後工程で形状最適化で仕上げることを考えて、制約は少し甘めに設定します。
■目的
荷重ケース1+荷重ケース2 の剛性最大化
■制約
体積(初期形状の20%以下)
HiramekiWorksは、トポロジー最適化の結果を自動でCADデータに変換することができます。
境界条件を付け直して最大変位量が目標に収まるか確認します。
■最大変位結果
荷重ケース1:0.2877㎜
荷重ケース2:0.0660㎜
トポロジー最適化で得られた形状をもとに、さらなる軽量化を目指し形状最適化を実施します。
最大変位の制約はトポロジー最適化形状のシミュレーション結果と制約値(目標値)に基づき、各ケースの剛性制約値を設定します。
■目的
体積最小化
■制約
剛性(荷重ケース1):84%
剛性(荷重ケース2):67%
トポロジー最適化結果の形状からはみ出さない
HiramekiWorksは、形状最適化の結果も自動でCADデータに変換することができます。
境界条件を付け直して最大変位量が目標に収まるか確認します。
■設計目標
最大変位 0.35㎜ 未満
■最大変位結果
荷重ケース1:0.3493㎜
荷重ケース2:0.0993㎜
2種類の荷重ケースで目標の最大変位を満足し、軽量化が達成できました。
2023年10月25日
Meiji Seikaファルマ株式会社 様 導入立ち上げ支援/コンサルティング
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