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メールマガジン最新号サンプル

SBDメールマガジン読者のみなさま、こんにちは。
先週2つ続けて発生した台風のうち19号はだいぶ西へそれましたが20号は西日本へ
近づいているようです。四国や関西地方へかなり接近しているとのこと、気をつけてご帰宅ください。

 7月の終わりに東京と名古屋で開催したFloEFDフォーラムでは多くの皆さんに
ご参加いただきました。ここで改めて御礼申し上げます。
FloEFDの開発に20年携わってきたプロダクトラインディレクターAlexander氏に基調講演を
お願いしましたが、講演最後の質問時間には、「Alexander to Alexander。FloEFDはこれ
からも複数のCADに対応していくのか?いやそんなことはない」と、製品のコンセプトが
開発元の買収によって変わらないことをアピールしていました。
また、他のツールと違いを語る際に「エンジニアリング モデル」というキーワードが何度か
出て来ました。

 エンジニアリングモデルという言葉、FloEFDでは、流体運動の方程式を解く技術も
複雑なCAD形状を認識する手法もツールがもつ機能のすべてを指していていますが、
製品の説明をするときには、ファンやフィルター、LEDなどそのままのかたちで解析すると
計算の負荷が高いモデルを、簡素な形状といくつかのパラメーターに置き換えることで
コンパクトなモデルとして表現する手法の総称としてよく使います。

 構造解析だとシェル要素や梁要素と同じで上手く利用すると、解析対象の規模を小さく。
イコール解析時間を短くすることができるので、設計検討のためのパラメータスタディや
最適化機能を使っていくには重要な役割を果たします。

 Alexander氏は、ロードマップのなかで2つの新しいエンジニアリングモデルを開発中
であることを話してくれました。ひとつはバッテリーモデルで、もうひとつが基板モデル。
後者は、配線パターンなど複雑かつ非常に小さな要素で構成されているPCBボードを、
熱抵抗のモデルに置き換える、置換の詳細度も調整できるようにする機能とのこと。
これまでの基板のモデル化は、異方性材料で一枚板で表現するものや配線パターンを
そのまま再現するといった両極端な方法でしたので、電子機器の熱解析で高精度化と
効率化に大きく貢献できるものになりそうです。

 今後のリリースで得られた情報もメールマガジンやセミナーにて皆さんに共有して
いきますので期待して待っていてくださいね。

ずいぶんと熱解析によったご挨拶となってしまいましたが、今週のSBDメールマガジンをお楽しみください。


         

[ 2018/08/23 from MORI ]


┏━┓
┃1┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛【構造】有限要素法の脇役シリーズ Vol.44 - 振動の減衰
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

振動現象はエネルギーのキャッチボールによる往復運動ですが、減衰があると自由振動成分は
いずれなくなり、外力による振動成分が残ります。また、位相差が生じるので周波数特性は
複素数で表現されます。
振動の式は機械振動だけでなく、電気のLCR回路でも適用されます。変位が電荷,質量がコイル,
バネがコンデンサ,減衰が抵抗にそれぞれ対応します。バネ値(コンデンサ容量)を可変させ、
回路内で外部電波(外力周波数)と共振させてラジオなどを受信します。

減衰現象自体は様々ですが、解析上では、速度の1次項に比例すると仮定した減衰係数モデルが
一般的です。但し、速度の低い粘性タイプの減衰モデルになります。また、材料や構造自体の
減衰をモデル化するのに、剛性に比例するとする内部減衰(構造減衰)があります。
バネ剛性と減衰相当剛性は位相差があるので、合わせて複素剛性とも呼びます。
その他、比例近似したレイリー減衰、モード毎に減衰比を指定できるモード減衰があります。
また、モデル化では、ダンパー要素、粘弾性材料モデル、摩擦も減衰現象を表現します。

通常、減衰値は正でエネルギーを散逸しますが、エネルギーが供給される系では、負の減衰となり、
エネルギーを吸収増幅していくような自励振動現象があります。飛行中の翼に発生することがある
フラッター現象が有名ですが、身近にも、床の上で椅子を引いた時になる音やバイオリンの弦を
引いた時の音源も自励振動現象です。複素固有値解析をして、減衰が負となるモードを求めます。

振動解析では、減衰は難しく減衰を無視してしまうと随分と計算が楽になりますが、
実現象では減衰や摩擦があることにより成立していることも多い必要な現象ですね。


[ 2018/08/23 from N.Sahashi ]

┏━┓
┃2┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛【流体】若手エンジニア目線の流体シリーズ Vol.34 - EFDフォーラム開催しました!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

メルマガをご覧の皆さま、こんにちは。
流体エンジニアのmamiです。

先月7月25日・27日に、以前よりお知らせしていました
「FloEFDフォーラム~フロントローディングCFDの最新動向と今後の展望~」を
東京、名古屋で開催致しました。FloEFD、SOLIDWORKS Flow Simulationの
ユーザーの皆様や、設計者CAEに興味のある方、パートナー様などたくさんの方に
来場いただき、大盛況のうちに終了することができました。
当日の様子について一部ご紹介致します。

◆基調講演「FloEFD - Frontloading CFD」
Mentor社Mechanical Analysis Division Product Line Director Alexander氏
Alexander氏はFloEFDの開発元旧NIKA社を共同創業された方で、今回は10年ぶりの
来日でした。
2017年にSiemens PLMグループに統合され、FloEFDの今後の開発を気にされている
ユーザー様も多かったので、Siemens PLMグループの複数のCFDソフトの中での
ポジショニング等についても今回お話されました。そして、有難いことに参加者からも
たくさんのご質問やご意見が頂き、質疑応答も盛り上がりました。

特に、東京開催では「移動境界」の機能を新たに追加してほしいというご要望があり、
急遽、会場で他にも希望する方に挙手をお願いすると、会場の1/3以上ものお客様から
手が上がりました。常に様々なリクエストを頂きますが、なかなか一人の声では新しい
開発項目として取り上げてもらうことが難しいため、今回はかなり開発元の気持ちを
動かせたのではないかと思います。

◆FloEFD事例講演「生産技術分野でのFloEFDを活用した取組み」
株式会社ユニバンス 商品開発部 商品開発グループ 藤田様
自動車用の駆動系部品の浸炭焼入れ処理における冷却工程に対してFloEFDを適用された
取組みについてご紹介頂きました。エレベータで部品を下降させオイルに浸し、
プロペラでオイルを循環させるという一連の工程をモデル化した成果を発表されていたのですが、
資料にはその試行錯誤の過程なども含まれていました。
セミナー後には、参加者の方から設計者CAEを活用する意欲が沸いたとの感想を頂くこともでき、
予想以上の効果を得ることができました。

当日残念ながら予定が合わなかったという方もいらっしゃるかと思いますが、一部ご提供可能な
資料もございますのでご興味がある方は是非お問合せください。

それでは、また次回まで


 

[ 2018/08/23 from mami ]

┏━┓
┃3┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛ユーザーフレンドパーク Vol.492 -AIとシミュレーション、ルールと予測
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

前回もAIは大量のデータから相関関係を探し予測には使える。但し何故その予測に
なったのか?因果関係を考えるのは不得意である。と書きました。

今回はこれに付け加えてみます。ルールと予測です。
AIはあるルール下に於いて相関関係を探し出し予測に使えます。
例えば将棋AIなどがこれにあたります。又AI+CAEもこれにあたります。
将棋と言うルールがあり大量の棋譜から過去の一手と結果の相関関係を探し出し
確率の高い次の一手を探し出す事が将棋AIの基本的な考え方です。
熱伝達率等物理法則のルール下で最適なパラメータの組み合わせを探し出す事が
AI+CAEの基本的な考え方です。

しかしながら、「ルールの無い状態でAIはどうなるのか?」の例がNHKスペシャル
「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」でした。
この番組では単純に「AIひろし」に人口動態や介護、医療、格差、消費等の大量の
データをインプットしこれらの関連性を「AIひろし」が解析し提言を行いましたが
首をかしげる提言もありました。

「健康になりたければ病院を減らせ。」
「少子化を食い止めるには結婚よりもクルマを買え。」等がそれです。

「健康になりたければ病院を減らせ。」で言いますと、夕張市は予算削減で市民病院
の病床数は171床から19床に減らしました。にも拘わらず市民の心疾患の死亡率が減り
ました。日本には似た様な事例が数多くあり、これらの相関関係により「健康になり
たければ病院を減らせ。」との提言になった様です。

皆様はこの提言に違和感を覚えませんか?この違和感は第一回で述べました様に因果
関係をAIが提示しない(出来ない)事に由来すると考えます。どうもこれが現状の
AIの限界で全くルールが無い状態での大量のデータを使った相関関係からの予測は
とんでもないところに行くようです。

皆様もAIを使う時には事前にルールの設定や分析目的の明確化をする必要がある事を
覚えておいてください。
ルールを見つける為にAIを適用する事は莫大な費用の割にはアウトプットは薄いです。
繰り返しますが相関関係から因果関係は無視して予測するのはAIが得意で、その予測の
理由及びこれが横展開できるかを考えるのは人間しか出来ない事と考えます。


[ 2018/08/23 from 八嶋  ]

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┃★┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┗┳┛ご意見・ご要望・解析のお悩み投稿
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

皆さまからの本メルマガへのご意見、ご感想、ご要望、リクエスト、
回答してほしいお悩みを募集しております。

https://kke.lmsg.jp/form/11672/9pv7gBCR

皆様からのご意見・お悩み、お待ちしております!

        [ 2018/08/23 from KURODA ]

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──◆◇ イベント情報 ◆◇─────────────────
──────────────────────────────────
◆無料体験セミナー◆
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 粉体および混相流シミュレーションのために開発された「iGRAF」
 機能や 解析事例についてのご紹介。演習では「iGRAF」を実際に操作し、
 シミュレーションの設定方法から結果評価方法まで一連の流れを体験ただけます。
 【東 京】2018年10月30日(火)13:45~17:30
 【大 阪】2018年10月18日(木)13:45~17:30
 【名古屋】2018年11月07日(水)13:45~17:30
  http://www.sbd.jp/news/igraf.shtml

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 流用設計や編集設計を減らしませんか?
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 【大 阪】2018年8月28日(火) 13:30〜17:00
 【東 京】2018年9月19日(水) 13:30〜17:00
  http://www.sbd.jp/news/sw_tw_handson.shtml

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 【東 京】2018年10月24日(水)13:00~
 【大 阪】2018年10月19日(金)13:00~
 【名古屋】2018年11月02日(金)13:00~
  http://www.sbd.jp/news/solidworks_simulation_4.shtml

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東京・大阪で開催いたします。
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 http://www.sbd.jp/news/post_1.shtml

◆Webセミナー◆
◇トポロジー最適化・形状最適化 
 設計への効果的活用のコツ大公開WEB講座
 【前編】2018年09月19日(水)14:00~14:40
     2018年10月10日(水)14:00~14:40
 【後編】2018年10月02日(火)14:00~14:40
     2018年10月18日(木)14:00~14:40
  http://www.sbd.jp/news/web_1.shtml

◆定例セミナー(無料体験)◆東京・名古屋・大阪で開催
◇SOLIDWORKSシリーズ製品の解析体験セミナー◇
 構造最適化セッションが追加されました。
 http://www.sbd.jp/news/ws-solidworkssimulation.shtml

◇設計者向け熱流体解析 FloEFD体験セミナー◇
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 その魅力を、この機会に実際に体感してください!
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 高粘性撹拌解析や流体-粉体連成解析が体験できるセミナーです!
 http://www.sbd.jp/news/ryusihou_taiken.shtml

◇粉体解析Granuleworks体験セミナー
 粉体(化学材料、食品、薬品)の撹拌・混合・偏析、圧縮成型、
 充填、粉体(樹脂)の搬送、土砂の分級などの解析ソフトの
 体験セミナーです!
 http://www.sbd.jp/news/granule_taiken.shtml

         

[ 2018/08/23 from KURODA ]

★★・‥ 編集後記 ‥・・‥...―━―...‥・・‥...―━━━―...‥・★★
全国高校野球選手権大会(甲子園)が終わると夏休みも終わりという感じで
夏も終わりかな?とお思いきや、暑い日がまだまだ続きますね。大型台風も
来ております。四国・近畿・東海のみなさまお気をつけください。
今回のユーザーフレンドパークも面白かったですね!次回が【八嶋さん】最後
となります。残念です。
ご意見・ご感想お待ちしています
https://kke.lmsg.jp/form/11672/9pv7gBCR


      

[ 2018/08/23 from KURODA ]

*** おまたせしました!2018年SBDマンスリーカレンダー ***
ユーザー様が撮影された季節を感じる壁紙用マンスリーカレンダー
☆ 2018年カレンダー ☆
http://www.sbd.jp/mail_magazine/present/

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Particleworks---------------------------------粒子法流体解析
TactonWorks-----------------------------------自動設計ツール
HiramekiWorks---------------------------------トポロジー最適化・ 形状最適化
iGRAF-----------------------------------------粉体・混相流シミュレーション

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【熱流体 Q&A】030 2014.10.09 「ユーザ会では熱設計力向上トラックへ!」

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撮影者からのコメント

盛夏
   夜明けの風が気持ちいい明野の朝、、、
   清らかに吹く風に過ぎ行く夏を思う

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